髪がパサパサするからまとめるのが大変とかワックスなどの整髪料がなにかあればいいと探されているかもしれません。髪がパサパサするもっとも多い原因はシャンプーです。シャンプーはテレビCMなどで、うるおいを与えるとか保湿効果があるとして宣伝されていますが、市販されているシャンプーでそういった効果のあるものはほとんどありません。
髪が脱脂してパサパサに
シャンプーの目的は頭皮を洗うことのため、頭皮が乾燥しているなら髪もバサバサします。髪はケラチンとCMC、簡単に分類するとタンパク質と油脂で構成された死滅細胞です。
シャンプーの洗浄成分は陰イオン界面活性剤といい、本来は混ざりあわない水と油を乳化または可溶化といって混ざり合わせる働きがあります。市販シャンプーは、その混ざり合う力が強いため、髪を結合するCMCや頭皮を守る皮脂を洗い流してしまうことで、脱脂という髪も頭皮も乾燥するから髪がバサバサします。
髪の結合が弱くなってしまうとケラチンがもろくなることで、髪にダメージがいきやすくなります。シャンプーの代わりにボディソープで頭を洗うと髪がバサバサするのと同じように、強い洗浄成分のシャンプーを使い続けると脱脂によって髪がバサバサします。
いいシャンプーほど刺激が少ない
シャンプーはどういったものがいいかというと、髪と頭皮に負担の少ないシャンプーです。そういったものはネットか理美容室でも扱っています。理容室のシャンプーは負担の大きいものと負担の少ないものがあるため、理容師が選ばないと髪がバサバサならいいほうで抜け毛が増えます。
理容室で施術する前に使うシャンプーは、汚れやスタイリング剤などを落とすためあえて強い洗浄力のものを使っている可能性があります。そのため、理容師が選ばないと大変なことになります。
ネットにある高級とされるシャンプーはどういったものかというと、嫁シャンプーとよばれるものを男性向けにしたまものです。髪と頭皮に負担が少ないから、しっかり洗えるのに保湿されるといった成分自体がいいため、髪がバサバサしていてもまとめる髪にできるかもしれません。
ヘアケアとスタイリングの違い
ワックスなどのスタイリング剤も理容師などが動画で使っている量でもまとまります。整髪料は髪の負担になったり浸透もするため、髪に浸透したものは薬剤をはじくから理容師でも落とすことができません。
価格は成分が高価だからシャンプーも高価ですが、髪のバサバサや抜け毛といったものは減るから、あまり高いものではありません。市販のものは効果がないから、安価な新商品を次々と発売する薄利多売商法です。高級シャンプーといわれるものは、そもそも成分がいいため変わることはほとんどありません。
髪の構造はわりと単純なため髪にいいものを使えばバサバサくらいならほとんどなくなります。シャンプー選びはとくにこだわりがなければ、高級シャンプーとされるものを使ったほうが役に立つかもしれません。
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