育毛シャンプーの効果を高めるには、正しいとされるシャンプーの仕方をしなければ、髪が育ちにくく、発毛した髪もすぐに抜けてしまうかもしれません。
シャンプーは地肌を洗うものであるから、髪をゴシゴシこすると髪のダメージになることが多く、ボサボサな髪になってしまいます。洗うときは指腹で頭皮をマッサージするように洗うと皮脂汚れが落ちやすく、頭皮がマッサージされることで柔らかい頭皮にできます。
頭皮が柔らかいと表現されるのは血行が良い頭皮は柔らかく、血行が悪いと固い頭皮といえます。たとえば、肩こりと似たもので肩の筋肉が固いなら、マッサージでほぐさなければ、さらにコリがひどくなり固まります。頭皮も側頭筋などの筋肉が複数あるためマッサージによってほぐすことが必要です。
アイテムを使いこなす
育毛するにはいくつかのアイテムが必要です。シャンプーとドライヤー、プラスチック製のヘアブラシまたはコーム、乾いたタオルを最低限使います。トリートメントがあれば髪の質感をよくできます。
シャンプーをする前にヘアブラシを使い、髪についた汚れや整髪料、絡まりなどをときます。これをすることでシャンプー泡立ちがよくなったり、成分が吸着しやすいといった、育毛効果が高くなります。
ヘアブラシの使いかたは毛流れにそって、毛先からブラッシングをはじめ、中間から根本にかけてブラッシングします。根本からブラシを使うと髪が抜けやすく、毛先から少しずつ根本に近づけるようにブラシを使うときれいに整います。
ブラッシングが終わったら予洗いをします。予洗いはシャワーを髪の根本からあて、1-2分を目安に汚れや整髪料などを洗い流します。指腹で頭皮をマッサージするようにすると汚れが落ちやすいでしょう。
シャンプーを手で泡立てたあと頭皮に泡を乗せ、指腹で頭皮をマッサージするように洗います。時間はおよそ2-3分ですが、メーカーによっても違うためボトルの説明文や説明書か公式サイトの情報が正しいといえます。シャンプーの適量は男性だと1プッシュが目安ですが、2プッシュのほうが泡立ちがよく洗えるかもしれません。
シャンプーは泡の界面活性剤の作用によって汚れを落としたり、成分を浸透させるため、泡立ちが悪いときは、1度洗い流したあと、もう1度シャンプーをつけて頭皮を洗います。そのあと成分が残らないのうにすすぎます。成分が残留すると肌荒れや抜け毛の原因になるため、成分が残留しないようにすすぎます。
トリートメントを使うなら、1-2プッシュくらいを目安に頭皮に付けないように髪の中間から毛先に付けます。コームがあれば、なめすことできれいに塗布できます。数分間置いたあと、成分が残らないようにすすぎます。
濡れた髪はダメージヘア
お風呂から上がったらタオルドライといい、タオルで頭皮の水分をとります。拭きかたは髪をゴシゴシしないように頭皮の水分だけを拭き、プラスチックのコームやヘアブラシがあれば、水分をはじくから便利に使えます。
タオルドライによって水分がある程度なくなったら、ドライヤーを使い乾かします。ドライヤーは根本から毛先に向かって使います。髪の根本に残った水分は雑菌が繁殖しやすく、育毛効果を妨げます。スカルプケアについては男女差というものはないため、美容師によるシャンプー動画など役に立つかもしれません。


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